鍼灸の読み方
鍼灸院めぐるの谷口です。
と、気軽にブログやメールでの冒頭のあいさつとして書いています。しかし、「鍼灸」をどう読むんだろうと思っている人が少なからずいるのだと先日気がつきました。
答えは、「鍼灸」:しんきゅう、はりきゅう です。どちらでも構いません。
一般的には「しんきゅう」と読む場合が多いのですが、「しんきゅう」には同音異義語がある(新旧、進級など)ため、口頭などでは伝わりにくい場合もあります。
わかりやすさを重視するなら「はりきゅう」と読めば「鍼(はり)」「灸(きゅう)」と連想しやすいかなと思います。
どちらを読んでも間違いではありません。私たち鍼灸師も、友達や家族、患者様に話をするとき、「しんきゅう」「はりきゅう」のどちらも使いますし、相手に伝わりやすいほうを選んでいます。
自分のように鍼灸を職業にしている人間は、外からの視点を持ちにくいものです。当たり前のように「しんきゅう」と読んでいますが、この業界にいなかったら、私も「鍼灸」を読めないんじゃないかと思います。
と、ここまでが今回の記事で伝えたかったことです!
まとめ
この先は、おまけ。
読み方が気になった理由
検索キーワードマップ
当院ではウェブサイトを見て来院される患者様がほとんどです。よりわかりやすく、親切なサイトであるよう改善を続けています。当院のサイトを見てくれている人(ユーザー)は、どんな検索をして当院のサイトにたどり着いたのか、そんなことも調べたりします。
しかし、如何せん、パソコンやインターネットを表面的にしか付き合っていない私には「Googleアルゴリズムがほにゃらら・・」的な説明が苦手です。そんな自分でも直観的にキーワードを知ることができるツールを発見しました。
その名も「おむすび」
Link:「OMUSUBI」
この「おむすび」は、あくまでも簡易的にトレンドになっているキーワードを知ることができるツールです。
たとえば、「みかん」と検索した人が、続いてどんなキーワードを入れるのか、Googleではこんな感じで関連するキーワードをあらかじめ表示してくれます。この機能をサジェスト機能と呼ぶそうです。
このサジェスト機能を視覚的に表してくれているのが「おむすび」です。
鍼灸の周りにサジェストワードが並びます。その先にもキーワードが続いていて、一目でわかるのが良いところです。
その中で目に止まったのは「読み方」。
その先のサジェストワードに「英語」とありますが、「鍼灸 読み方 英語」と検索した人もいるよ、という意味で「鍼灸 読み方」で検索した人の方が多いと思われます。
その他のキーワードは、なんとなく納得できる部分があるのですが「読み方」での検索が他と並ぶほど多いとは思いもしませんでした。
読めない店名は覚えられない
院の名前に「鍼灸院」と使っている当院にとっては死活問題です。
たしかに、読めない看板ほどストレスになるものはありません。
見てよー!とアピールしておきながら、読ませない(読めない)わけです。見る人にイラッとさせている可能性があるのです。
ますます不安になってきました。
「鍼灸院めぐる」の場合
なぜなら院名が「鍼灸院めぐる」なんです。
「鍼灸院」+「めぐる」なので、「よめない」+「いみわからん」の組み合わせ。
よく初診の患者様からも言われましたよ。
「いつからここでされてるんですか?」って。「6年前からです。」って答えたら、「えーー!!通勤でこの道通るけど、全然気づきませんでしたよー(^^♪」ってなもんです。
本当に気が付かずに通り過ぎてただけかもしれませんが、もしかしたらパッと目に入った看板の文字が読めずに記憶からもスルーされていた可能性もあります。
看板って大事ですね。
昨年末に院名の変更に伴って正面看板を変えました。以前にはなかった「ひらがな」表記を加えました。ちょっと小さいけど、ないよりマシかなと思いまして。
もっと早く「鍼灸 読み方」のキーワードに気付いていたら、もうちょっと大きくしていたんですけどねー!!
おしまい。

谷口 一也

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